暮らしのつくり手を訪ねて「日々をつくる、小さないきものたち」Day.1

気候変動が身近な脅威となる今、私たちが本当に望む社会や暮らしとは、どんなものなのでしょうか？

tanetoではこれまで、研究機関と連携しながら山梨県内で自然や環境に配慮した活動を取材したり、さまざまなワークショップを企画してきました。その中で感じたのは、変わってしまう世界に不安を募らせるのではなく、自分たちの手で、ありたい暮らしをつくっていくことの大切さ。実際にその場に身を置き、体験を通じて学び合える場が必要だと感じ立ち上げたのが「tane labo」です。

風土や四季に逆らわず人の手仕事で育まれる暮らしの中に、どんな風景が見えるのでしょうか？

今回お話を伺うのは、編集者であり発酵デパートメントの店主でもある小野民さん。

発酵食品が育まれる背景には、目には見えない微生物たちと、待つこと、委ねることを大切にする人の営みがあります。その姿は、効率やスピードに追われがちな日常に、立ち止まるきっかけをくれる存在かもしれません。小さな生き物たちとの関わりから「人と自然の関係性」を探るひとときを過ごしてみませんか？
　

▼発酵デパートメント公開取材

開催日時｜7月17日（木）18:00〜20:00
受付｜17:30〜
参加費｜一般1,000円／学生無料
現地定員｜15名
アーカイブ｜配信あり
住所｜甲州市塩山下於曽537-2

▼ Speaker ｜小野 民
1984年東京都生まれ、宮城県育ち。発酵デパートメント店主。
大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。
2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食・暮らしなどの分野で、編集・執筆を行う。
人間4人、猫4匹で山梨県在住。
 

企画運営｜taneto https://taneto.jp
共催｜富士山科学研究所